亀屋でございます!

筆者は身長188cmのサラリーマン!高身長ならではの目線で、様々な物事を紹介していきます。

学校で教えてくれないお金の話。〜でもお金持ちは親とかに教わってるゾ〜

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

 

 

 「赤信号、みんなで渡れば、怖くない。」


社会人になると、給与明細というものを目にするけれど、そこに書いてあることを全て理解できる人は実は稀だ。

日本の義務教育はお金についてほとんど教えてくれない。小学校の先生ですら「積み立てNISAってなんですか?」と聞いてくる。頼りの先生ですらその程度の興味具合なので、やはり僕らも知っているのは自販機に小銭を入れるとジュースが買えたりすること、くらいだ。もちろんこれも「見て覚えた」程度の理解だ。

実はこの手の話は一般に「タブー」とされがちであり、ゆえに僕たちは「なんとなく」目の前の大人を参考にし今日まで生きてきた。

それなのに、僕たちは今日もご飯を食べ、アパートに住み、老後資金の心配をする。よく分からないままに、生存のため今日もお金を使っている。そして、そんなお金の仕組みも知らないまま、いつかBIGになるために、なんちゃらセミナーなんかにお金を払う。

「なんかおかしくない?」

ある日から僕はこれを、完全に脳死だな、と思うようになった。
お金は人生を狂わせる。人間関係を破壊し、死に至らせることもある。
そんなパワーを持つものを「他の人がやっている」という理由で真似をするのは僕は避けたい。

まさに 「赤信号、みんなで渡れば、怖くない。」である。


トラックが突っ込んできたらみんな○ぬ。そんな感想を持った。
ゲッターは人類を進化させることも終わらせることもできるのだ。使い方を誤ってはいけない。早乙女博士、いつもいつもゲッター線の説明を省くんじゃないゾ。

 

さて、というのがこの本を読んだ感想である。
お金について疑問を抱き、説明書を読もうと考えたが、マルクスおじさんやピケティおじさんの本は難しいと判断した人センスのある人へオススメできるだろう。

ビットコイン株式投資に手を出す前に。怪しげな情報商材に30万円を払う前に。小学生向けの内容から学び始める気概を持つあなたこそ読むと良いんじゃないだろうか。と思う。

 

ここから蛇足。
ちなみに、ちょっとした社内向けライフブランセミナーなどであればYouTubeで有名な「お金の大学」というコンテンツが書籍化されているので参考にすると良いです。セミナー参加者に本の内容を一つずつ「これ知ってる?」と尋ねたけれど、ほとんどの人が目からウロコだったのでかなり有用。